【単元構想】「お手紙」⓪-2 〜この作品でどう遊び、どう学ぶ?〜

公開日: 2025年2月10日月曜日 「お手紙」(光村図書・東京書籍2年)

国語科溝上です。

研発直前シリーズ第2回は、単元構想について。
テーマは、「この作品でどう遊び、どう学ぶ?」です!
今回の単元で大切にしたいのは大きく三つ。
①「ふたりはともだち」を丸ごと読む
②「問い探し」ではなく、〈あのね〉からはじめる
③〈あのね〉と〈なりきり〉のグルグルで『ふたりとおはなし』をつくる
です。


①「ふたりはともだち」を丸ごと読む



並行読書をしても、読書と読解が並行線のまま・・・なんてこと、ありませんか?
私自身、結構そうなってしまうことが多くありました。
今回は、この二つをどう繋ぐか?を単元づくりにおけるテーマの一つにしています。


②「問い探し」ではなく、〈あのね〉からはじめる




<あのね>という語り出しは、グッと距離感が近づく良さがあります。
今年度、「せんせいあのね」からはじめて、「一組さんあのね」「スイミーあのね」など、いろんな〈あのね〉に取り組んできています。

③〈あのね〉と〈なりきり〉のグルグルで『ふたりとおはなし』をつくる

単元で取り組む言語活動を
『ふたりとおはなし』づくりにしようと考えています。
『ふたりとおはなし』とは、かえるくん・がまくんと、自分自身がおはなしをするストーリー(二次創作)です。本編の物語の後のふたりと話す設定ですが、続き話としてではなく、「お手紙」で描かれた4日間を思い出しながら、「あの時のことなんだけどさ…」のように話していきます。





次回からは、単元開き後の様子についてもご紹介していきます。
最後までご覧いただきありがとうございました。

国語科 溝上 剛道

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