１１月１８日（土）土曜日公開授業「大造じいさんとガン」のクライマックスを読む

公開日： 2017年11月12日日曜日

　椋鳩十さんの「大造じいさんとガン」。４年生の「ごんぎつね」に並ぶ不朽の名作です。物語を通して，雁の頭領である残雪への大造じいさんの思いが変容していく姿を，豊かな対話を通して読み解いていきます。子どもたちが物語のどの叙述に着目し，どのような読みを創り上げていくのか，一緒になって楽しみながら読み進めたいと思います。

授業公開する場面は，クライマックスの場面です。「さあ，いよいよ戦闘開始だ。」で始まる大造じいさんと残雪の３回目の戦い。単元の最初に立ち上げた大きな課題を解決することを通して，大造じいさんの変容を読み解きます。

授業後には「本気の授業研究会」を開きます。佐賀大学の達富洋二先生と熊本大学の仁野平智明先生をお呼びして，私の授業を基に，いいものはいい，改善すべき点はどう改善すべきなのか具体的に理解できる，そのような参観していただく先生方にとって役立つ検討会を開いていていきます。また，天草市立本渡南小学校の下中一平先生と山都町立矢部小学校の坂﨑慎太郎先生もお呼びして，これまで熊大附属小国語科を支えてこられた前教官と現教官との本気の意見のやり取りも行います。授業についての論戦にも火花が散りそうです。是非ご参観ください。

公開授業：９時３０分～１０時１５分　　授業研究会：１０時３０分～１２時３０分

 

参加費無料ですので、たくさんの先生方のご参加をお待ちしております！！