熊本県小学校教育研究会国語部会夏季研修会開催

公開日: 2019年8月28日水曜日

夏休み振り返りブログの2回目は、県小国研夏季研修会についてです。

今回は筑波大学附属小学校の青木伸生先生をお呼びし、本校において提案授業をしていただきました。

 学習材は光村図書3年下の「すがたをかえる大豆」でした。

今回の提案授業において、とても楽しみだったのは提案授業をした学級が私の学級の子どもたちだったことです。

事務局長として司会をしながらも、筑波の青木先生と3年3組の子どもたちがどのような授業をするのか、ワクワクしながら参観させていただきました。

実際の授業の中では、授業のいたるところに、深い学びを生み出す伏線が仕掛けられており、子どもたちは青木先生と一緒に「すがたをかえる大豆」の世界にどんどん引き込まれておりました。

特に印象に残っているのは、一番前に座っていた女の子が、青木先生の指導言にずっと反応し続けていたことです。それほど、夏休みの1日に来た子どもたちなのに、言葉の世界に引き込まれていたのだと思います。

提案授業後には、青木先生にご講演をいただきました。



「ごんぎつね」などの実際の学習材を扱いながら、いかに読んでいくとよいのかについて目から鱗のお話をたくさんしていただきました。

参観された先生方からいただいたアンケートの内容を紹介させていただきます。

〇子どもたちがしっかり深く考えて授業を受けていたのが印象的でした。とても悩みながら、そして対話しながら授業が進んでいっていたという感じがしました。これが深い学びなんだなというのを実感しました。

〇夏休み明け、ごんぎつねの授業をします。子どもたちと共に、私もしっかり学びたいと思います。全体の伏線を捉える、流れを捉える読みの力。大切だということがわかりました。そのような授業ができるよう教材研究していきたい。

〇また来年、これからしばらく、青木先生を招いてください。即、授業に取り入れられそうです。今回は「研修、これまでより学べた!」というきがしました。すごくよかったです。

青木先生の提案授業並びにご講演にたくさんのご満足をいただけたことが、ご提出いただいたアンケートから伝わってきました。

また、来年も充実した夏季研修会を計画していきます!!

熊本大学教育学部附属小学校 中尾聡志
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