九州教室の声を聞く会での「深い学び」

公開日: 2019年8月28日水曜日

夏休み振り返りブログ3回目は九州教室の声を聞く会についてです。

この会は8月4日佐賀県で行われたのですが、佐賀の達富洋二先生と一緒に勉強している九州各県の先生方と、これからの国語科単元づくりについて学ぶ会となっています

今年は佐賀県、長崎県、鹿児島県、熊本県の先生方が一堂に会し、国語の新しい単元づくりについて追究しました。本会のコンセプトは「教室の子どもたちの声から学ぶ」です。子どもの姿を第一に、子どもの声から新たな国語の単元づくりについて学ぶ会なのです。

この会の素晴らしい点としては、九州各県の先生方が集まることができるところにあります。各県の各小学校中学校の国語教室で生まれた事実を基に話し合える会などはなかなかありません。

実はこの会が第2回目になります。昨年度1月に長崎で第1回目が開かれました。私たち熊本チームは仕事の関係で研究会からの参加ができなかったのですが、第2回目は研究会から参加できました。

この会の中で、下のスライドの内容で発表させていただきました。

研究会や視察を受ける中で、よくご質問を受けるのは「どのように言語活動を開発されているのですか?」という内容です。

そのことについて、これまでの「わらぐつの中の神様」での『金婚式の孫スピーチをしよう』、「カレーライス」での『もしも、ひろしとお父さんの交換ノートがあったなら』、「やまなし」の『6年1組やまなし書評を書こう』、「海の命」の『私とひろしの対談記を創ろう』、「もうすぐ雨に」の『3年3組教室をもうすぐ雨にハウスにしよう』の言語活動から見える言語活動開発の6つの視点をご紹介させていただきました。

他県の先生方と授業について、しかも小学校中学校の校種分け隔てなく、単元づくりについて率直に意見交換できる機会は多くありません。だからこそ、この会での学びの価値はとても高いです。

1月には第3回目が鹿児島で行われます。
鹿児島の前田先生がきっと素敵な会を計画して下さると思います。
そして、来年度の夏には第4回目が熊本で開かれます。
今からとても楽しみにしております。
興味のあられる先生は、是非中尾のメールアドレス(nakaosato.kumafushou@gmail.com)までご連絡ください。一緒に国語の単元づくりについて学んでいきましょう!!
  • ?±??G???g???[?d????u?b?N?}?[?N???A

0 件のコメント :

コメントを投稿