2月8日の「自己の考えを形成する力を高める授業」をご参観いただき、ありがとうございました!!
公開日: 2019年2月11日月曜日
2月8日の研究発表会には、たくさんのご参加いただき、ありがとうございました。物語文「海の命」を使って、子どもたちに「自分の考えをまとめる力をつけるための授業」を公開させていただきました。
何より嬉しかったのが、授業の中で子どもたちが「学ぶ」姿を見ていただけたことです。
「〇〇くんの思考過程は、大変興味深く拝見しました!!」「子ども達と一緒に勉強している気持ちになり、私も話し合いたい気持ちになりました。」など、子どもたちの学ぶ姿に感動していただけたことが嬉しかったです。
授業や単元をつくる時には「学び浸る」「考え浸る」子どもの姿を目指します。そんな姿を生み出すことができたのではないかと感じております。
ただ、授業には改善点が必ず生まれます。今回の授業でもたくさんの気づきを得ることができました。
今回の公開授業で、最も改善が必要な点は「解決策ボード」の改良です。グループワークを中心に進めながらも、生まれてくる必要感のある全体での対話。その全体での対話の中で、これまでの授業であれば「教材内容の共通理解」に重きが置かれていたと考えています。
そうではなく、今回の授業では、「自ら見いだした『わたしの問い』をいかに解決していくかといった『解決策』を共有すべきではないか」ということをご提案しました。
しかし、今回作成した「解決策ボード」には、助言の先生からもいただいた通り「読みの解決策」から「言語活動の解決策」まで、多様な「解決策」が混ざっておりました。
子どもが「物語を読む」といった過程を通る際、どのような解決策があるとより「深い学び」が生まれるのかを考えて、さらなる充実が必要であると思いました。
あの「解決策ボード」が充実することで、教材内容のみを共有する学びではなく、読み方や問いの解決策を駆使したり、生み出したりする子どもの学びの姿があるのではないかと考えております。
授業の中で撮影した360度カメラの動画を見直し、しっかりと授業のリフレクションをする中で、そのような今後の工夫点や改善点を見いだしていきたいと考えております。
そのような機会を、来週日曜日に他県の先生方と一緒に勉強会を開く予定にしております。私の授業や子どもたちの学ぶ姿の中から、よりよい授業にするためのヒントを見いだしていきたいと思っております。
ご参観いただいた先生方、誠にありがとうございました!!
授業研究会でご意見いただいた兵庫県の先生、長崎県の先生、天草の先生、鹿児島の先生、大阪府の先生その他たくさんの先生方に感謝申し上げます。
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