ICTを活用した語彙単元「ようすをあらわすことば」(光村図書2年下)

公開日: 2019年2月3日日曜日 1人1台端末 語彙力

NTTさん,Loiloさんの研究協力により,1月から本校に新型iPadがやってまいりました!
そこで,早速「ロイロノート・スクール」を活用して授業をしてみました!

国語の教科書(光村図書2年下)に,「ようすをあらわすことば」という5時間の単元があります。
教科書には,雨の様子を表す言葉として,次の3つの言い方が示されています。

【ことばのひびき】「ざんざん」
【どれぐらいか】 「はげしく」
【たとえ】    「たきのように」「バケツをひっくりかえしたみたいに」

さらに,3枚の絵が添えられ,次のような問題が提示されています。
「ようすをあらわす言い方のうち,どれかをつかって,つぎの絵にあらわされているようすを文にしてみましょう。」

しかし,言葉の意味や働きを実感的に理解するには,やはり「動作化」が一番!
そこでロイロノートの登場です。


上の写真は,子どもがロイロノートで撮影した動画の1コマです。
それぞれが撮った動画を共有し,クイズ形式にして,行動の様子をどんな言葉で表したかを互いに考えていきました
ちなみに,先ほどの写真の答えは「しゅっとなげる」。
【ことばのひびき】を使って投げる様子を表していました。
実は,この【ことばのひびき】を使った表現,いわゆる「オノマトペ」が,2月8日の研究発表会での物語単元への布石になっています!
その様子は,また次回のブログでご紹介させていただきたいと思います。

これまでもこのような「ジェスチャークイズ」はしたことがあったのですが,
動画を撮ることで,言葉にぴったりの動きになっているか,また動きにぴったりの言葉は何かを何度も考え直す姿が見られました。
また,ロイロノートで動画を共有し,互いにクイズを解き合う中で,さまざまな表現に触れ,語彙を広げていくことができました。

熊本市でも導入が決まったロイロノート・スクール。
これからもいろいろと試してみようと思います!

熊本大学教育学部附属小学校
国語科 溝上 剛道
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