研究発表会公開授業「単元 太一のモノローグ『海の命』(光村図書6年)」ご参会いただきありがとうございました!

公開日: 2020年2月12日水曜日 「海の命」(光村図書6年)





2月7,8日の本校研究発表会。
800名を越える方にお越しいただき,盛会のうちに終えることができました。
6年国語の公開授業にも200名近く,分科会には120名のご参加をいただきました。
大変ご多用な中ご参加いただきました先生方,誠にありがとうございました。

分科会では,これからの授業で求められる言語活動の具体像や,「わたしの問い」の解決を核とした単元づくりについてたくさんのご質問・ご意見をいただきました。

アンケートの声をいくつか紹介させていただきます。

・自分の問いを持ち,それについて友達と議論する中で読みを深めていく姿に感動しました。子供達の頭から湯気が出ているかのような白熱した議論,授業後も語り合い,ノートに書き続ける様子から,子どもたちが「問い」に入り込んで主体的に学んでいるのを感じました。

・物語の全体像(身につけるべき力)を「天気の子」からショートムービー作成につなげて理解させるのはとても面白いと感じた。ねらいが明確になっていて,「言語活動」を意識されていることが伝わった。

・教材の本質を引き出せる言語活動,本当に難しいと思います。ただの感想文でも子供がのってきたときは最高の言語活動になるときもありますし…。「目的に向かって」の時,主体的になるのかなあと思っています。

一人目の方は,子どもたちの学びの姿についてご感想を寄せていただきました。
「湯気が出ているかのような」という点は,常々意識している「思考の質」「授業の密度」を評価していただけたのかと思います。
ありがとうございます。

二人目,三人目の方からは対照的なご意見をいただきました。
私としては「身につけるべき力」「学習材の特徴」「言語活動の属性」の3点を吟味し,今回の言語活動を設定しました。(詳しくは単元びらきについてのブログをご参照ください)
ただ,ご参観いただいた先生によって,今回提案した言語活動についての是非が分かれたということは,まだまだ改善の余地があるということでもあります。
大変貴重なご意見をいただきましたので,今後しっかりとリフレクションをし,このブログで改めてご報告させていただきたいと思います。

ご参加くださった先生方,ご意見くださった先生方,本当にありがとうございました。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

国語科 溝上 剛道
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